マルチデバイス対応

Importance of multi device support.

「ホームページのスマホ対応の必要性が感じられない。」「対企業向け(BtoB)の事業だから、スマホ対応しなくても大丈夫。」 などの理由で対応を後回しにしていませんか?

タブレット、スマートフォンなどのマルチデバイスに対応することの重要性が増しています。

Webページをそのままにしていると、機会損失を生み出し、競合他社に一歩も二歩も先を行かれてしまう可能性があります。

マルチデバイス未対応のデメリット

閲覧者にストレスを与えてしまう

 

これまでの Webページはパソコンでの閲覧を前提に作られてきたため、スマートフォンなどでの閲覧には不向きです。

  • 画面が小さいので文字や画像が小さく表示されてしまう。
  • ボタンやリンクが小さく間隔も狭いため、間違ってタップして(指で押して)しまう。
  • 容量無制限のパソコンと異なり、なるべくパケット数(通信容量)を小さくしたい。

以上のような課題を解消し、それぞれのデバイス(機器)用に最適化されたレイアウトを表示するサイトが求められています。

Google report

事実、Google社が行なった 1,000人規模のアンケートでは、スマホ未対応のページを閲覧した48%の人がストレスを感じているという回答が得られ、その 50%の人が運営者(企業、店など)へも良くない印象を覚えるという結果になっています。

訪問者をサイトから逃がしてしまう

 

マルチデバイス未対応のホームページには訪問者がストレスを感じ、多くの方はそこから離れて別のホームページを探すことになります。

離脱率が上昇してしまい、訪問者を他のサイトへ逃がしてしまう結果となって商品やサービスを知ってもらえる可能性が低下し、大きな機会損失になりかねません。

Yahoo! report

ヤフー株式会社がまとめた 『デバイスの多様化によるユーザー動向の変化とマーケティングへの影響』 によると、マルチデバイス未対応の Webページが閲覧された場合、対応している Webページと比較して滞在時間が短くなる報告されています。

検索順位が低下する危険性がある

 

Googleは 2015年以降、モバイルフレンドリーでない(マルチデバイス対応していない)Webページは順位を下げるという処理を加えました。

検索結果の順位の違いでクリック率・集客力が大きく変わってきます。 マルチデバイス未対応のままホームページを放置しておくと、集客力を大きく落とす結果になりかねません。

Googleの検索エンジン(日本の Yahoo!も利用)は、スマーフォン、タブレットなどのモバイル機器からの検索の場合、それらの機器に対応している Webページを優先して結果表示する仕様になっています。(Googleウェブマスター向け公式ブログを参照

マルチデバイス対応は今や必須

ビジネスシーンでの利用

 

2017年現在、すでに Webページの閲覧数はパソコンからよりもモバイル機器が圧倒的に上回り、その比率は 7:3を超えるまでになっています。

仕事でスマートフォンを利用している人はすでに 50%を超えているため、BtoBがメーンの企業であっても予想以上にモバイル機器からのアクセスが多いのが現状です。

いつでもどこでもモバイル機器を取り出して、コンパクトな画面を直接指でタッチしながら素早くホームページにアクセスすることが可能になった今、ビジネスシーンにおいても一般の Webページと同じことが言え、マルチデバイスへの対応をおろそかにすると大きなビジネスチャンスを失う危険性も否定できません。

レスポンシブデザインの勧め

 

2017年現在、すでに Webページの閲覧数はパソコンからよりもモバイル機器が圧倒的に上回り、その比率は 7:3を超えるまでになっています。

そこで重要なのは、パソコン用、スマートフォン用、タブレット用のページを別々に用意するのではなく、1つの Webページが各デバイスで最適な表示になるように構築されていることです。

Googleも 『デザイン パターンとしてレスポンシブ デザインをおすすめします。』 とサイトに明記していることから、今や Webデザインの基本とも言えるでしょう。